湊川イルミ豪華に 氷見市中心部、24日点灯 「天の川」を増設

湊川イルミネーションで人気のLEDの「天の川」=昨年11月、氷見市本町

 イルミネーションinひみ推進協議会(事務局・氷見商工会議所)は、氷見市中心部で24日に開始する今季の「湊川イルミネーション」を充実させる。発光ダイオード(LED)を使った「天の川」について、中の橋をはさんだ山側と海側の双方に設け、光の空間を豪華に感じられるようにする。新型コロナウイルスの移動規制の緩和後初めてとなる冬季のまちのにぎわいを後押しする。

 湊川イルミネーションは冬の風物詩として定着。なかでもLEDによる天の川は評判が良く、湊川の南北両岸を白色を中心にした電飾が川の流れのように輝く。昨年度までは中の橋の山側だけだった。協議会内ではイルミネーションの海側が少し寂しいとの声があっり、充実を求める市民の声も受けて、新たに設けることにした。

 イルミネーションは来年2月29日まで。中の橋周辺に白色や黄色、オレンジ、水色の電飾で彩られたタワーやツリー、ベンチ、まんがキャラクターや動物などが登場する。

 協議会事務局の氷見商工会議所はイルミネーションの継続運営のため、企業などから協賛金を募集。市内飲食店に募金箱を設置して支援を呼び掛けている。

 24日は午後5時半から点灯式を行う。今年最後となる氷見商工会議所の飲食イベント「夜のまちなかグル巡り」も開催し、飲食店の活気づくりに相乗効果を期待する。

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