「レッズサポーターに笑顔で帰ってもらえるように」浦和・酒井宏樹が7年ぶりのルヴァンカップ優勝へ福岡との決勝を展望「撃ち合いにはならないと思う」

決勝前日会見に臨んだ浦和のDF酒井宏樹[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズのDF酒井宏樹が、YBCルヴァンカップ決勝に向けて意気込みを語った。

3日、翌日に控えたルヴァンカップ決勝のアビスパ福岡vs浦和レッズの会場である国立競技場で、両チームが揃った記者会見が行われた。

浦和からはマチェイ・スコルジャ監督とキャプテンの酒井が登壇。福岡からは長谷部茂利監督とキャプテンのDF奈良竜樹が出席した。

今シーズンは、昨シーズン戦っていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝を制してタイトルを獲得している浦和。明治安田生命J1リーグでもわずかに優勝の可能性を残しているが、チームとして目の前にタイトルが待っている状況だ。

7年ぶりのリーグカップ決勝に向けて「雰囲気は良いと思いますし、決勝という舞台はサッカー選手としてこれ以上ない舞台です」と酒井がコメント。「明日は自分たちのベストが尽くせるように、そして多くのサポーターが来てくれると信じているので、浦和レッズサポーターに笑顔で帰ってもらえるように、責任あるプレーをみんなでしたいと思います」と、勝利を目指して戦うとした。

ACLに続いて今季2つ目のタイトルとなるが「大会が違うのでそこは切り離していきたい」と語る酒井。「対戦相手も違いますし、弱点を見つけるのが難しいチームで、撃ち合いにはならないと思うので、しっかりとした準備をして、僕自身アビスパ福岡と対戦するのが初めてなので、楽しみな気持ちです」と、自身初の福岡戦を楽しみだと語った。

“浦和らしさ”について酒井は「外から見てくれる方が判断してくれることが一番ですが、僕らは全てのことをアップデートしようとしています」と語り、「らしさというよりは浦和レッズとして多くのタイトルを獲って、目の前の試合に全て勝つという責任感で選手たちは試合していると思います」とコメント。「今シーズン例え思うようなプレーができなくても、勝ち点を落とさずにここまでやり遂げられていると思うので、それが僕たちらしさだと思います」と語り、しっかりと勝利のためにやるべきことをやることが“らしさ”だと語った。

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