消防活動をPRし、防火・防災の意識を高めてもらう「やまがた消防フェスティバル」が3日、山形市の西消防署と市民防災センターで開かれ、子どもたちが放水に挑戦したり、消防車両に乗ったりして命を守る仕事の一端に触れた。
市内外から家族連れなど約1500人が集まった。放水体験では小型ポンプで送った水を約10メートル離れた的にかけ、乗車体験でははしご車のかごに乗って記念撮影した。ほかにも化学車、救助工作車などが並び、市消防団音楽隊のコンサートや火災現場を再現した煙体験も行われた。
上山市から家族4人で訪れた、しらさぎ保育園年中の加藤玄杜(げんと)君(4)は消防士になるのが夢といい「将来は人の役に立ちたい」と頼もしい表情だった。