西~北日本 連休明けは荒れた天気のおそれ 交通機関に影響が出る可能性も

 3連休明けの6日(月)午後から7日(火)午前にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本付近を通過する見通し。そのため、西日本から北日本の広い範囲で雨や風が強まって、荒れた天気となるおそれがある。
 また、7日(火)午後は冬型の気圧配置が強まる見通しで、北日本を中心に大荒れの天気となる可能性がある。

連休最終日も季節外れの暑さ続く

 3連休最終日となる5日(日)は、高気圧に覆われて日差しの届く所が多く、東海から西の最高気温は引き続き25℃以上で11月とは思えないような季節外れの暑さが続く予想。
 ただ、西からは次第に前線を伴った低気圧が近づいてくる見通し。この低気圧に向かって、高気圧のふちを回る湿った空気が流れ込むため、西日本から東北の太平洋側ではにわか雨の可能性がある。

連休明けは発達する低気圧が接近

 連休明け6日(月)午後から7日(火)午前にかけては、低気圧や前線が発達しながら日本付近を通過する見通し。そのため広い範囲で雨や風が強まり、荒れた天気となるおそれがある。
 6日(月)夕方ごろから日本海側では雨足が強まり、太平洋側でも7日(火)未明から朝にかけてと暗い時間を中心に土砂降りとなるおそれがある。風も強まり、横殴りの雨となる可能性もある。

警報級の大雨・暴風・高波のおそれ

 また、低気圧が通過したあと7日(火)午後は西高東低の冬型の気圧配置となり、北日本の上空を中心に強い寒気が流れ込む見通し。大気の状態は非常に不安定となり、局地的な激しい雨、落雷、竜巻などの突風や降ひょうに気を付けた方がよさそうだ。北や西からの風も強まり、海上では大しけとなって大荒れの天気となるおそれがある。

 6日(月)から7日(火)にかけては大雨・暴風や波浪警報の発表される可能性が中程度あり、大荒れの天気となるおそれのある北日本を中心に、交通機関に影響が出ることも考えられる。今後も最新の情報に気を付けた方がよさそうだ。

(気象予報士・鈴木悠)

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