ラビオの契約延長交渉はどう転ぶ? 代理人母はアッレグリ監督を信頼 「ユーベに残ったのは彼がいるから」

“母親の存在感が強い"でお馴染みのラビオ(右)[写真:Getty Images]

ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)。代理人を務める母・ヴェロニカ氏が契約延長交渉の進捗について言及した。

今シーズンのセリエAでここまで全10試合にフル出場しているラビオ。ユベントスはイタリア国内における復権を目指すなか、首位インテルと勝ち点「2」差の2位と上々の序盤戦を戦い、そこでラビオが担う役割も非常に重要だ。

ただ、元々の契約が今年6月までだったなか、契約切れ寸前の6月27日に交わした延長期間は1年のみ。このままだと今季終了後に契約満了、フリートランスファーとなる。

来夏のゼロ円流出を防ぎたいユベントスと再び契約延長交渉に臨んでいることが報じられるなか、母ヴェロニカ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、その進捗状況を語った。

「ユーベとの契約延長? 話すのは時期尚早かしら。 適切な時期にすべての要素を加味し、検討し、最後はいつものようにアドリアンが決断する。前回(今夏)は大幅な給与アップで1年間延長できたわね。革新的な協議ができた形よ」

クラブとの関係性が以前ほどは悪くない様子のヴェロニカ氏。2度目の契約延長に向けては淡々と答えつつも、息子を重宝するマッシミリアーノ・アッレグリ監督への信頼を口にしている。

「アドリアンはアッレグリに必要とされ、フェデリコ・ケルビーニ(SD)とも誠実かつプロフェッショナルな関係を築いた」

「マウリツィオ・サッリ(元監督)のころはあまりプレーできず、1月の退団も考えた。でも、アンドレア・ピルロ(元監督)に成長を手助けしてもらい、最後はアッレグリが復帰してくれた。結局のところ、アッレグリがいるから私たちはトリノに残っていると言ってもいいわ」

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