けん玉、東北一決定も みちのくフェスタin長井

真剣なまなざしで技を繰り出す参加者=長井市置賜生涯学習プラザ

 みちのくけん玉フェスタ2023in長井が4日、長井市置賜生涯学習プラザで開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、県内外の120人が腕を競った。

 けん玉フェスタは、けん玉を通じて東日本大震災の復興を支援しようと、2013年に宮城県で始まった。南東北3県の持ち回りで開かれており、本県開催は19年の山形市以来で、競技用けん玉生産量日本一を誇る長井市では初めて開いた。

 この日は子どもから大人まで120人が参加した。年齢や級・段位に応じて5クラスに分かれ、それぞれ指定された10種類の技の成功回数で勝負した。上位クラスの計4人で争う東北一決定戦では、後藤佳緯君(山形市・小学6年)が優勝した。

 このほか、けん玉の体験や絵付けができるコーナーもあった。県内のけん玉愛好家などでつくる実行委員会が主催し、8回目。

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