福井県内最大規模の「Fukui Coffee Festival(FCF)」が11月4日、福井市中央公園で始まった。県内外のコーヒー店をはじめ飲食や物販など計85店のブースが並び、多くの若者や親子連れが飲み比べを楽しみながら、こだわりの一杯を味わった。5日まで。
県内のコーヒー店やアウトドアショップなどでつくる実行委員会が主催。坂井市海浜自然公園で初開催された昨年10月には、2日間で延べ約1万3千人が来場した。
2回目となる今回は自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供する県内11店をはじめ京都、大阪などから計20店が出店した。1日150セット限定の飲み比べチケットは午前9時半の販売開始後に即完売。各店のブースにも長蛇の列ができるなど、昨年を上回る盛況ぶりだった。
勝山市から訪れた公務員の女性(28)は「人の多さにびっくりした。好きなお菓子屋さんやカレーなどのグルメも楽しみ」とにっこり。金沢市の会社員(23)は「鹿児島のお店など、普段はなかなか行けないコーヒー店ばかり。いろんな種類の味わいを比べてみたい」と話していた。
5日は午前9時~午後4時で入場無料。椅子の持ち込みやペット入場も可。実行委は周辺駐車場の混雑が予想されるとして、公共交通機関の利用を呼びかけている。