B2青森ワッツ、首位A千葉とのクロスゲーム制す 地区3位キープ

【青森ワッツ-アルティーリ千葉】第3クオーター、青森ワッツのアウダ②がダンクシュートを決め、46-42に=むつマエダアリーナ

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区3位の青森ワッツは第6節第1日の4日、むつ市のむつマエダアリーナで同地区首位のアルティーリ千葉(A千葉)と対戦。最後まで息詰まるクロスゲームを81-78で制した。2連勝となったワッツの今季通算成績は7勝3敗。同地区3位をキープした。

 ワッツはSF・PFハミルトンが10月28日の愛媛戦のプレーが暴力行為と見なされ、この試合出場停止処分。A千葉もC・PFアシュリーが体調不良で欠場し、両チームとも外国籍選手を1人欠いて試合が始まった。

 ワッツは前半、強度な守備でペイントエリアへの侵入を許さず、攻めてはインサイドから得点を重ねるなど互角の戦い。第3クオーター(Q)はPFアウダやSF福田のシュートなどでリードを6点に広げた。

 最終第4Q、A千葉に逆転を許した後は一進一退の攻防に。79-78で迎えた残り5秒、PFモンゴメリーが果敢にディフェンスリバウンドを奪うと、相手のファウルから主将のPG會田がフリースローを冷静に2本沈めて激戦に終止符を打った。

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