4戦勝ちなしのミラン、指揮官は「ひどいパフォーマンス」と反省… 次はPSG戦

結果だけでなく内容も悔いたピオリ監督[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

10月の代表ウィークが明けて以降、公式戦3試合で1分け2敗と苦戦を強いられるミラン。4日にはセリエA第11節のウディネーゼ戦をホームで迎え、ピオリ監督はFWオリヴィエ・ジルーとFWルカ・ヨビッチの2トップを採用するという変化も見せたが、低調なパフォーマンスに終始し、0-1で敗れた。

ケガ人が増えているというエクスキューズはあるものの、4試合白星から遠ざかっているピオリ監督は試合内容を反省。早急の立て直しを誓っている。

「自分たちが望んでいたプレー、できたはずのプレーができなかった。試合が進めば進むほど、クオリティと精彩が失われていった。今夜は多くの混乱があり、ひどいパフォーマンスだった」

「結果も今夜の試合も全てが少し心配だ。難しい試合になることはわかっていたが、それを言い訳にはできない。我々はすぐに軌道修正しなければならない」

ミランが次に挑むのは7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦。アウェイでの対戦時に0-3で敗れた相手だが、ピオリ監督はホームで行われるリターンマッチでの挽回を期した。

「対戦相手が誰であるかはあまり重要ではない。結果は1つだけだし、全ての面において素晴らしい試合を見せる必要がある。非常に強いチームが相手でもだ。自分たちに何ができるか見てみよう」

ファンから浴びせられたブーイングにも言及。現状を顧みれば、ファンがそのような行動を起こすのも当然だと割り切っている。

「ファンのブーイングは正しい。特に私に対してのものは。我々は基準に達することができていなかったのだから」

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