秋の足利路、3千人が力走 尊氏公マラソン 仮装ランナーも

多くの声援を受けてスタートする参加者ら

 【足利】「第46回足利尊氏公マラソン大会」(同実行委員会主催)が5日、田所町の足利ガスグラウンドを発着点に開かれた。北海道から岡山県までの3449人がエントリーし、秋に色づく足利路を駆け抜けた。

 種目はハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、3キロペアの五つで、男女や年代別の計26部門で競った。程よく雲が覆う絶好のマラソン日和の中、参加者は渡良瀬川沿いや市街地中心部を力走。恒例の仮装ランナーも観客の目を引いていた。

 3キロペアに親子で初めて出場した日光市明神、公務員井上孝志(いのうえたかし)さん(40)は「上り下りが少なく、走りやすかった」、息子の湊太郎(そうたろう)君(9)は「みんな速かった」と振り返った。

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