宇都宮「ラッキープラザ」映画館跡の活用案募集 家賃3年間無料、初の対話型市場調査 宇都宮まちづくり推進機構

民間から活用方法を募るラッキープラザの3階=6日午後、宇都宮市曲師町

 【宇都宮】かつて映画館として親しまれ、長年空きテナントとなっていた曲師(まげし)町の「ラッキープラザ」3、4階を有効活用しようと、宇都宮まちづくり推進機構は民間事業者を対象にサウンディング(対話)型市場調査を初めて行う。家賃を3年間無料とするなど事業者側にもメリットのある条件で提案を募り、昼間のにぎわい創出を目指す。

 同ビルはオリオン通り沿いに1981年に完成し、ラッキー商会(曲師町)が所有する。3階は客席、4階は映写室で、2001年まで東京テアトルが運営していた。その後は別の民間企業が映画館を引き継いだが、06年に閉館。以降は劇場用の特殊な造りであることから借り手がなく、空きテナントとなっていた。

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