毒キノコのツキヨタケ食べ嘔吐や下痢、新潟市北区の男女4人が食中毒

 新潟市は11月6日、新潟市北区の50〜80代の男女4人が毒キノコのツキヨタケを食べ、嘔吐(おうと)や下痢の食中毒症状が出たと発表した。2人は回復し、残る2人も快方に向かっているという。

 新潟市保健所によると、いずれも60代の夫婦が11月2日に新潟県内の山林でツキヨタケをヒラタケと誤って採取。5日に食べて症状が出たが、受診せずに回復した。この夫婦からツキヨタケをもらった50代女性と80代女性も5日に食べ、症状が出て医療機関を受診した。

 新潟市保健所は「食用と確実に判断できないキノコは食べたり、人にあげたりしないでほしい」と呼びかけている。

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