列車に漂う紅茶の香り MRが企画、佐世保から1時間半の旅 スイーツや軽食に乗客歓声

紅茶などを楽しむ乗客=佐世保市内

 松浦鉄道(長崎県佐世保市、MR)の列車内で紅茶や軽食などを提供する企画が4、5の両日開催され、佐世保市内外から参加した乗客が車窓からの風景を見ながら約1時間半の「旅」を堪能した。
 昨年に続き2回目。各日ともに定員20人の予約制で実施された。
 列車は佐世保駅発、たびら平戸口駅まで運行。サンドイッチや魚を使った軽食、タルトやクレープといったスイーツが並び、20人の乗客は「わ~」と歓声を上げながらさっそく撮影。舌鼓を打ちながら紅茶とともに楽しんでいた。
 夫婦で乗車した同市の60代男性は「食事もできて本当に『旅』をしているみたいです」と笑顔を浮かべていた。

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