タイガース日本一「ご声援ありがとう」 阪神電鉄が岡田監督ら12人の特別ラッピング電車運行開始 阪神バスも9日から

阪神タイガースの岡田監督や選手らの写真をあしらい、運行を始めた特別電車=7日午前、西宮市甲子園七番町、阪神甲子園駅(撮影・斎藤雅志)

 阪神電気鉄道は7日、プロ野球阪神タイガースの38年ぶり日本一を記念し、岡田彰布監督と選手11人の写真をあしらったラッピング電車の運行を始めた。車体には「日本一 ご声援ありがとうございました」と感謝のメッセージも記した。来年1月下旬まで。

 特急や急行などで使う車両2編成(各6両)を装飾。阪神本線や神戸高速線、山陽電鉄線で運行し、8日からは阪神なんば線も走り、近鉄線へも乗り入れる。

 車体側面には、岡田監督のほか、日本シリーズMVPに輝いた近本光司外野手=兵庫県淡路市出身=や4番を打ち続けた大山悠輔内野手、胴上げされた岩崎優投手らが腕を組み、仁王立ちした姿で登場。先頭部など随所にシリーズ制覇を記念したロゴを掲げ、車内を監督や選手22人のポスターなどで埋め尽くしている。

 10~12日には、通常、阪神武庫川線を走る電車「TORACO号」と「トラッキー号」を連結し、阪神本線で運行する。

 阪神バスも9日から、日本一記念のラッピングバスを運行。金色で彩った車体に感謝のメッセージなどを入れ、来年1月下旬まで走る。(大島光貴)

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