自殺白書に誤り、記述精査 厚労相、再発防止を指示

 武見敬三厚生労働相は7日の記者会見で、先月20日に閣議決定した2023年版自殺対策白書の記述内容などに誤りがあったとして「白書全体の記述を改めて精査しており、誤りの内容をできるだけ早く公表する」と明らかにした。他の公的文書に同様のことがないよう、省全体に体制強化を指示した。

 武見氏は「精査が終わっておらず、誤りの具体的な内容は差し控える。単純な誤字脱字だけではないものも含まれている」と説明。確認でき次第、詳細を発表するとした。

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