動画配信アプリの「料金が未納」と不審な電話、新潟佐渡市の60代男性が電子マネー30万円分だまし取られる

 動画配信アプリの未納料金名目で電子マネー30万円分をだまし取られたとして、新潟県佐渡市の60代男性が11月6日、佐渡署に被害を届け出た。佐渡署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 佐渡署によると、11月5日、男性のスマートフォンに「料金が未納のため強制手続きを取る」などと音声案内で電話があった。案内に従うと実在の通信事業者の職員を名乗る男から、未納料金として約30万円を請求された。

 男性は指示されるまま、市内のコンビニで電子マネーを購入し、カード番号を口頭で伝えた。その後、別の男から「他のアプリの未納料金もある」と電話があり、不審に思った男性が佐渡署に相談し、被害に気付いた。

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