多くの団体が米国総領事館に抗議

米議会は香港の裁判官、検察官、政府高官49人を制裁するよう米当局に求める立法手続きを提案した。11月5日の香港メディアによると、同日にはいくつかの市民団体が在香港米国総領事館前で抗議活動を行い、米国議員による香港司法関係者への脅迫は香港問題への重大な干渉であると怒りを込めて非難した。立法会の周浩鼎氏(民主建港協進連盟)、李梓敬氏(中国故事連盟)の二人の立法会議員も参加し、香港の法の支配を踏みにじる米国政治家の卑劣な行為を強く非難した。周氏は米国が香港の裁判官に対する制裁を提案する目的について、米国の手先である反中乱港勢力や傀儡たちを擁護し、香港版国家安全法案件の裁判から法的制裁を逃れられるようにすることにあると指摘した。

「保衛香港運動」のメンバーらも米国総領事館前で「米国の香港当局者への脅迫を強く非難する」「恥知らずな米国議員ら」「香港問題への干渉は国際法違反」「国家安全法は法の支配を守る」「米国の弾圧を恐れるな」などのスローガンを掲げて抗議。職務に専念し国家の安全を守る香港特区職員を脅迫する「覇権主義」を強く非難した。香港福建社団連会の会員らは星条旗に「下院と上院は卑劣。香港の内政はあなたたちには関係ない」などと書き、その場で旗を引き裂いた。米国の政治家に対し、事実を認識し、二重基準を撤回し、香港問題への干渉をやめるよう求めた。

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