学生ゴルフ聖地で熱戦 片山津で常陸宮杯開幕

予選ラウンドで力強いショットを放つ岡田=加賀市の片山津ゴルフ倶楽部西コース

  ●岡田(東北福祉大)ら注目

 常陸宮(ひたちのみや)杯第2回全日本大学ゴルフ選手権・常陸宮妃杯全日本女子大学選手権(北國新聞社特別協力)が7日、加賀市の片山津ゴルフ倶楽部(くらぶ)西コースで開幕した。10月の日本オープンで首位発進した岡田晃平(東北福祉大4年)ら39大学から男女200人が集まり、学生最高の栄誉を懸けて熱戦を繰り広げた。

 大会は大学の公式戦として初めて皇族から杯を下賜され、「学生ゴルフの聖地」化に向け片山津GC西コースで開催された。第1回のMVP(北國新聞社賞)には、プロ1年目で賞金ランク3位と活躍中の蟬(せみ)川泰果(かわたいが)(東北福祉大OB)が輝いている。

 初日は男子(6695ヤード、パー70)の予選ラウンドが始まり、選手は強風に苦戦しながら狭い難コースに挑んだ。首位と8打差の77と出遅れた岡田は「昨年は団体2位で悔しい思いをした。先輩たちの借りを返したい」と雪辱を期した。

 男子は4日間、女子は8日から3日間の日程で行われる。

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