6日のロンドン・ダービーの試合会場で体調を崩した元北アイルランド代表GKのパット・ジェニングス氏(78)だが、大事には至らなかったようだ。
トッテナムは7日、前日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われたチェルシー戦を観戦に訪れていたクラブレジェンドであるジェニングス氏の健康状態に関する声明を発表した。
「伝説の元ゴールキーパー、パット・ジェニングス氏が昨夜の試合で体調を崩し、病院で予防的検査を受けた後、真夜中過ぎに退院し、故郷である北アイルランドのニューリーで明日行われる銅像除幕式に出席する許可を与えられたことを確認します」
「パット氏のご健康をお祈りします。明日お会いできるのを楽しみにしています」
ジェニングス氏は1964年から1977年、1985年から1986年まで選手としてトッテナムに在籍。通算455試合に出場し、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)やEFLカップ、FAカップなどのタイトル獲得に貢献。また、ライバルのアーセナルでも活躍した名GK。現役引退後は古巣トッテナムのGKコーチも務め、クラブアンバサダーとしても熱心に活動している。