パン47時間、料理120時間 松江のシェフ、連続調理でギネス

二つの連続長時間調理の新記録を更新し、ギネス世界記録に認定されたアラン・フィッシャーさん=7日、松江市

 パンを47時間以上焼き続けた後、シチューやパスタなどを約120時間作り続けた松江市のアイルランド料理店シェフのアラン・フィッシャーさん(40)が、二つの連続長時間調理の新記録を更新し、ギネス世界記録に認定された。

 宍道湖近くで「巨人のシチューハウス」を営むフィッシャーさんは、小麦粉がベースの食べ物を焼き続ける「ベーキングマラソン」(世界記録約31時間)と、パンなどを除いた料理を作り続ける「クッキングマラソン」(同約93時間)にそれぞれ挑んだ。

 フィッシャーさんはアイルランド北東部出身で、2008年に来日。IT会社勤務を経て、21年から松江に店を構える。

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