アトレティコが大量6ゴールで前田退場のセルティックを粉砕!【CL】

[写真:Getty Images]

チャンピオンズリーグ(CL)グループE第4節のアトレティコ・マドリーvsセルティックが7日にエスタディオ・メトロポリターノで行われ、6-0でアトレティコが圧勝した。

10月25日に行われた前回対戦で数的不利ながらドローに持ち込んだ2位アトレティコ(勝ち点5)は、惜敗した直近のラス・パルマス戦から先発を2人変更。デ・パウルとサビッチに代えてアンヘル・コレアとヒメネスを起用。2トップにアンヘル・コレアとモラタを据えた[5-3-2]で試合に臨んだ。

一方、CL6年ぶりの白星を狙うセルティックは、直近のロス・カウンティ戦から先発を4人変更。オ・ヒョンギュやヤン・ヒョンジュン、ターンブルらに代えて古橋亨梧やオライリー、ジョンストンらを先発で起用。前田大然、古橋、パルマを3トップに並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。

試合は早い時間にスコアが動く。アトレティコは6分、リケルメの左クロスのクリアボールをペナルティアーク左横で拾ったグリーズマンがワントラップから左足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

先制を許したセルティックは21分、敵陣でルーズボールを追った前田が先にボールをクリアしたサビッチの左足をスパイクしてしまう。一度はイエローカードが出たが、オンフィールドレビューの結果、カードの色が赤に変更。ビハインドに加え、数的不利を背負うことに。

その後、攻勢を強めるアトレティコは41分に決定機。右からの折り返しをボックス内で収めたリケルメが落とし、ペナルティアーク内のバリオスがシュート。さらに相手DFにディフレクト↓こぼれ球をゴールエリア左手前で拾ったモラタがゴールに流し込んだが、これはモラタのオフサイドを取られた。

このまま前半終了かと思われたが、アトレティコは前半の追加タイムにネットを揺らす。47分、右CKのこぼれ球をから二次攻撃を仕掛けると、敵陣中盤からグリーズマンが鋭いクロスを供給。これをゴールエリア左手前に走り込んだヒメネスが頭で折り返すと、最後はモラタがすべり込みながらゴールに押し込んだ。

両チーム共に選手交代して臨んだ後半も、主導権を握るアトレティコは54分にセットプレーから決定機。右CKをファーサイドのヴィツェルがジャンピングボレーで狙うと、キックミスが折り返しとなり、最後はバウンドしたボールをヒメネスがヘディングシュート。しかし、このボールはクロスバーを叩いた。

猛攻を続けるアトレティコは60分、M・ジョレンテの右クロスが対応したジョンストンのクリアミスを誘うと、絶妙な折り返しとなったボールをボックス中央のグリーズマンが左足ボレーでゴールに流し込んだ。

3点を追う展開となったセルティックは、61分に古橋とベルナルドを下げてヤン・ヒョンジュンとターンブル投入。しかし、再びスコアを動かしたのはホームチーム。66分、コケのシュートのこぼれ球をボックス左横で拾ったリーノがカットインからコントロールショットをゴール右隅に突き刺した。

その後、セルティックは71分にC・マクレガーを下げて岩田を投入したが、アトレティコは76分にモラタが豪快なミドルシュートで5点目を奪うと、84分にもサウールがネットを揺らし、6-0で圧勝。グループステージ無敗をキープしグループ首位に浮上している。

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