母国デンマークでCLに臨むエリクセン、馴染みの会場は「雰囲気が非常に特別」

アウェイのコペンハーゲン戦は思い入れが強いエリクセン[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが母国での試合について語った。クラブ公式サイトが伝えた。

プレミアリーグは6勝5敗の8位、チャンピオンズリーグ(CL)は1勝2敗のグループA・3位と、思うように勝ち星を増やすことができていない今シーズンのユナイテッド。そんな中、8日には逆転でのグループ2位以内入りを目指してCLグループA第4節のアウェイ・コペンハーゲン戦に臨む。

エリク・テン・ハグ監督と共に前日記者会見に出席したエリクセンは、コペンハーゲンのホームスタジアムであるパルケン・スタディオンでのプレーについてコメント。デンマーク代表でのプレー経験から特別なスタジアムであることは理解しているというが、「夢の劇場」の愛称を持つユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードとの比較については明言を避けた。

「ここでコペンハーゲンと対戦したことは一度もない。代表チームの一員としてしかここに来たことがないが、雰囲気が非常に特別だということは知っている」

「特別な雰囲気が味わえることは期待しているが、(コペンハーゲンのヤコブ・ニーストラップ監督いわく)オールド・トラッフォードよりも100倍ドラマチックな劇場だって? それについてはわからない」

また、エリクセンはオーデンセBKユース時代のチームメイトである、コペンハーゲンの元デンマーク代表MFラスムス・ファルクとの対戦にも言及。オールド・トラッフォードで顔を合わせたグループA第3節を振り返りつつ、幼馴染への想いを語った。

「特別だった。なんとか彼を(試合から)追い出すこともできた!」

「彼に会えるのはいつだって特別なことだ。一緒にプレーしてから何年もずっと彼を追い続けてきた。対戦できるのは素敵なことだし、パルケンではより楽しいだろうね」

このコペンハーゲン戦がグループステージ突破に向け重要な一戦になるとも述べたエリクセン。ここまでグループA内で唯一勝利をあげている相手から再び勝ち点「3」を得るつもりだと意気込んだ。

「僕らにとって大事なのは勝ち点『3』だ。グループステージを突破するために勝ち点『3』を獲得する必要があることはわかっている」

「最初の2試合では多くの勝ち点を失ったから、明日は勝ち点3を得るためのチャンスだ」

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