三重県鳥羽市の生食用カキから基準値の3倍の細菌 県が出荷済み12キロの回収命令

三重県鳥羽市で加工された生食用のカキから、基準値の3倍の細菌が検出されたとして、三重県は回収命令を出しました。

三重県によりますと、鳥羽市浦村町の「かねた水産」が加工、販売した生食用のカキについて、流通先の大阪府が行った抜き打ち検査の結果、基準値の3倍にあたる1グラムあたり15万個の細菌が検出されました。

8日に報告を受けた三重県はこの会社に対し、細菌が検出されたカキと同じ日に出荷した24袋の回収を命じました。

回収対象の商品は8日が消費期限の生食用のムキ身カキ「浦村かき」で、1袋は500グラム入りです。

今のところ健康被害は確認されておらず、保健所が流通先や原因について調査しています。

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