JR東日本の千手発電所から油が流出・新潟十日町市 取水と発電を停止、鉄道運行に影響なし

千手発電所で行われた工事現場などの見学会の様子=2019年11月、十日町市上新井

 JR東日本新潟支社は11月8日、新潟県十日町市の千手発電所(水力発電)で、機械油のタンクがある機械室が漏水で浸水し、油が信濃川に流出したと発表した。取水と発電を停止し、漏水の原因や油の流出量を調べている。

 新潟支社によると、機械油のタンクは鉄製で6750リットルの油が入っていたが、流出量は確認できていない。千手発電所は首都圏の路線や上越線、新幹線に電力を供給しているが、鉄道の運行に影響はないという。

 新潟支社は「ご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびする」としている。

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