J3降格が迫る大宮、原崎政人監督が退任…シーズン途中就任も立て直せず降格圏の21位が確定

原崎政人監督は今季途中就任もチームは降格圏フィニッシュ[写真:©︎J.LEAGUE]

大宮アルディージャは9日、原崎政人監督(49)の退任を発表した。

原崎監督は、現役時代はベルマーレ平塚や大宮、ベガルタ仙台でプレー。引退後、大宮の下部組織でコーチを務めた他、仙台でも下部組織のコーチと監督を歴任した。

2018年からは大宮のトップチームでヘッドコーチを務め、その後はV・ファーレン長崎のヘッドコーチ、仙台のヘッドコーチを務め、2021年11月からは仙台でトップチームの監督を務めていた。

2023シーズンからヘッドコーチとして大宮に復帰。しかし、相馬直樹監督が5月に解任されると、昇格する形でチームを指揮した。

16節を終えて4勝1分け11敗の最下位だった大宮を引き継いだ原崎監督だったが、就任初戦で古巣・仙台と対戦しドロー。しかし、そこから6連敗を喫すると、夏場に復調するも勝ちきれない試合が多く、シーズン最終盤で4連勝を収め、奇跡の逆転残留へと望みを繋いだが、第41節の清水エスパルス戦で4-0と惨敗。J3降格圏の21位が確定していた。

最終節はホームでJ1自動昇格を争う東京ヴェルディと対戦。大宮のJ2残留は、J3を戦うFC大阪が2位以内に入ることが条件となっている。

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