【ベトナム】すき家の接客コンテスト、アジア代表が決定[サービス]

外食大手ゼンショーホールディングスの牛丼チェーン「すき家」は1日、接客・サービスを競うコンテスト「KOSS—1」のアジア予選をベトナム南部ホーチミン市で開催した。9つの国・地域の代表チームが参加し、ベトナムなど4チームが来年2月に日本で開催されるグローバルグランプリへの出場権を獲得した。

コンテストは2009年から毎年開催しており、接客や商品提供時間などのサービスを競い合う大会。参加チームは3人1組で、調理場・カウンター席、テーブル席の持ち場に分かれて、実際と同じように接客・商品提供を行い、社員や役員が審査する。「KOSS」は、「きれいなお店で、おいしい商品を、スマイルで、素早く(提供する)」の頭文字。

アジア代表に選ばれたのはベトナムのほか、シンガポール、タイ、台湾の4チーム。来年2月に日本で開かれるグローバルグランプリには、このほか中国代表2チーム、南米代表1チームの計7チームが参加する。上位3チームには、ジャパングランプリの上位チームを加えたワールドグランプリの出場権が与えられ、「世界一」の座を争う。

すき家は、ベトナムでは16年に1号店を出店し、現在はホーチミン市と南部ビンズオン省で計18店舗を展開している。

すき家の接客コンテストのアジア予選がホーチミン市で開催された=同市8区

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