スターリングにFAから処分の可能性…スパーズ戦でスタンドへの投擲行為

[写真:Getty Images]

チェルシーのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが、トッテナム戦での行動によって処分を科される可能性が浮上している。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
【動画】スターリングがゴール裏へ何らかの物体を投擲

チェルシーは、6日に行われたプレミアリーグ第11節のトッテナム戦を4-1で勝利した。同試合で先発出場し、攻撃の起点として活躍を見せたスターリングだが、『TikTok』のクラブ公式アカウントが投稿した動画での行動が物議を醸している。

MFコール・パーマーのPKによる同点ゴールが決まった際のゴールセレブレーションの様子を映した短い動画では、パーマーを中心に輪ができたところにゴール裏から何らかの物体が投げ込まれた。

その後、プレー再開のために輪がとかれたタイミングでスターリングはしゃがみ込んでこの物体を回収。そして、ゴール裏へ投げ返していた。なお、この投擲物がスタンドに届いたかどうかは不明となっている。

この一件を受け、イングランドサッカー協会(FA)のスポークスマンは、『デイリー・メール』の取材に対して、この映像を検討中であり、スターリングに対して何らかの措置を講じる必要があるかどうか判断すると語っている。

なお、トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンは、エバートン時代の昨年にピッチへ投げ込まれた発煙筒をスタンドに投げ返した行為によって1試合の出場停止処分と2万5000ポンド(約460万円)の罰金処分を科されている。

さらに、2004年にはリーズFWアラン・スミスが、マンチェスター・ユナイテッド戦で観衆に向けてペットボトルを投げ込んだとして、2試合の出場停止処分を科されている。

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