「まだ彼にそれほどのプレッシャーがあるとは思わない」 テン・ハグ解任の是非にスコールズが持論

今季開幕から波に乗れずのユナイテッド。テン・ハグ監督も去就が騒がれ始めている。[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリク・テン・ハグ監督の進退話が加熱し始めているが、レジェンドOBの1人はまだ支持する考えのようだ。

指揮1年目の昨季から久々のメジャータイトルとなるカラバオカップ制覇とチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらしたテン・ハグ監督。そうした成果から期待が高まった今季だが、スタートから大きく躓いた。

プレミアリーグでは11試合で首位マンチェスター・シティに早くも9ポイント差の8位に甘んじ、連覇がかかったカラバオカップも4回戦で敗退。CLに至っては1勝3敗の最下位と崖っぷちに立たされている状況だ。

となれば、自ずと周りも騒つき、早くも次の監督となりうる人材の名前もあがり出しているが、元イングランド代表MFのポール・スコールズ氏は『TNT Sports』で続投させるべきとの持論を展開した。

「まだ彼にそれほどのプレッシャーがあるとは思わない。良い1年を過ごしたし、その分、少し時間を稼げた。ひどいケガ人も多くいる。(公式戦)17試合で9敗は不十分だがね」

「2年目、3年目で解任された監督もいるが、今はそんな余裕があるとは感じない。あの男に任せるしかない。彼はここまでよくやってきた。今季もそう。それほど良くもないが、今夜は少し不運もあった」

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