「パスのほとんどが消極的」「デュエルはいずれも勝てない」前半のみで交代の遠藤航に厳しい評価、チーム全体が低評価も役割果たせず「退場しなかったのは幸運」

先発出場も前半のみで交代した遠藤航[写真:Getty Images]

リバプールの日本代表MF遠藤航が厳しい評価を受けた。
【動画】遠藤航は前半のみで交代、チームも撃ち合いに負ける

9日、ヨーロッパリーグ(EL)グループE 第4節でリバプールはアウェイでトゥールーズと対戦した。

遠藤はこの試合でも先発出場。チームもEL4連勝を目指した中、チームは低調なパフォーマンスで苦しむことに。守備がはまらず、デュエルに負け、攻撃のクオリティも低く、2-0で敗れることとなった。

遠藤は前半のみでの交代に。チーム全体が低評価の中、イギリス『リバプール・エコー』は5点(10点満点)の評価を与えた。

「スパイクを履くことを恐れていないが、ハーフタイム前に警告を受けたのは少し不注意だった。時には抜かれることもあった」

またリバプール専門メディアのイギリス『This is Anfield』は4点(10点満点)とさらに厳しい採点をつけている。

「実際にはあまりコントロールできなかった。彼のパスのほとんどが消極的で短く、横向きであり、時にはあまりにも大きな責任を負いすぎていた」

「相手の足を踏みつけてしまった行為で警告。ハーフタイム直前にもファウルを犯し、そのまま交代となった。4度のデュエルはいずれも勝てなかった」

「アレクシス(・マク・アリスター)が出場停止となる週末のホームでのブレントフォード戦で先発出場するためのオーディションとみなされる可能性があると考えれば、遠藤は見事に合格したわけではない」

イギリス『90min』も4点(10点満点)の評価とし、「パスミスは1度だけだったが、勢いも目的もなかった」と攻撃面で低調だったとし、『Liverpool.com』も4点(10点満点)をつけ「再び試合のペースに苦戦した。退場を免れたのは幸運だった」と苦しんだと評価した。

リバプールは12日にブレントフォードとホームで対戦。アレクシス・マク・アリスターが出場停止となるだけに、遠藤がリーグ戦で先発するチャンスでもあったが、この出来を見てユルゲン・クロップ監督がどう評価するのか注目だ。

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