リンゴ「ふじ」の出来栄え競う 東根でコンテスト

リンゴ「ふじ」の出来栄えを審査したコンテスト=東根市職業訓練センター

 東根市ふじりんごコンテストが9日、市職業訓練センターで開かれ、厳しい気象条件の中で、生産者が手塩にかけて育てたリンゴの主力品種「ふじ」の出来栄えを競った。

 1箱16玉(5キロ)の37点が出品され、県と市、JAさくらんぼひがしね、市果樹研究連合会、市農業士会の5人が玉ぞろいや着色、形などを基準に審査した。審査員長で県村山総合支庁北村山農業技術普及課の堀雅彦課長は「今年の厳しい気象条件の中でも、素晴らしいリンゴがそろった。生産者の努力が現れている」と評価した。

 果樹王国ひがしね観光物産推進協議会と市果樹研究連合会が毎年開いている。最優秀賞は東京・豊洲市場へ出荷され、ほかのリンゴは11日午前10時からイオン東根店で販売する。

 主な入賞者は次の通り。(かっこ内はJA支所名)

 ◇最優秀賞▽1席=今野達也(若木)▽2席=矢萩光春(神町)▽3席=平吹佳太郎(若木)▽4席=武田海(神町)▽5席=高橋和貴(東根)▽6席=渋谷洋一(東根)

 ◇糖度賞=八島亮二(東根)

 ◇イオン賞=横尾伸二(東根)

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