リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアスに届いた吉報に指揮官も安堵だ。
10月28日に母国コロンビアで両親が反政府組織に誘拐されたディアス。今月に入っても父の所在不明だったが、交渉の末、9日に解放されたの知らせが舞い込んだ。
ディアスは先のプレミアリーグでゴールを決めると、無事を祈るメッセージ付きのアンダーシャツを観衆に披露。誘拐から12日も経ったが、その思いが届いた格好だ。
イギリス『メトロ』によると、同日に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のトゥールーズ戦前に巡った知らせにユルゲン・クロップ監督も胸を撫で下ろした。
「ルイスは嬉しそうだ。いつも親指を立てているし、とても幸せそうだよ。私が発表することではないがね。タイミング的にもこれ以上ないくらいに良い」
また、リバプールもXに「ルイス・ディアスの父親が無事に生還したという知らせを嬉しく思うとともに、解放に尽力した全関係者に感謝する」と綴った。