海ごみ減へ、漁業者による回収効果を調査/瀬戸内オーシャンズX推進協の呼びかけに岡山県漁連が協力【岡山】

瀬戸内海の海ごみを減らす活動を進めている団体が、岡山県内の漁業者の協力を得て11月から、海ごみの回収効果を調べる取り組みを始めました。
瀬戸内海へのごみの流入量は年間およそ4500トンともいわれています。
こうした海ごみを減らそうと、漁業者による回収効果を確かめようというのが今回の目的です。
日本財団と岡山県など瀬戸内海沿岸4県で構成される瀬戸内オーシャンズX推進協議会の募集に応じ、岡山県漁業協同組合連合会が実施。底引き網漁で回収されたごみの量を来年9月末まで調べます。漁業者には、ごみ回収にかかる経費などが助成されます。
11月9日、浅口市寄島町沖の瀬戸内海で、漁の網を引き揚げると…。エビやカニ、シャコなどに交じって、空き缶やビニール袋が引っかかっていました。

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