大谷翔平選手がグローブ全小学校に寄贈 「ずっと使います」小学生が歓喜 「さすが大谷くん」母親たちも感謝

スーパースターからのプレゼントが届きます。大谷翔平選手が、全国の学校にグローブを贈ることを表明しました。

大谷選手はSNSで、「野球しようぜ!」というメッセージと共に、全国の小学校にグローブを寄贈することを表明しました。

およそ6万個のグラブを全国2万の小学校などに届ける予定で、1校につき、3つだといいます。

大谷選手は「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」とコメントしています。

広島県呉市にある安浦小学校です。子どもたちは、スーパースター大谷さんから届くであろうグローブに、どんな希望をもっているのでしょうか…。

野球をしている小学生「うれしすぎました」「めっちゃ飛び跳ねるかもしれません」「いつもできないファインプレーをしてみたいです」「大谷選手へ、グローブを届けてくださり、ありがとうございます。ずっと使っていきます」

グローブは来月以降、教育委員会を通じて学校に届く見込みです。

小学校は、「さっそく子どもたちに紹介して、キャッチボールなどをしてもらいたい」としています。

安浦小学校 奥本雅幸校長「大谷選手も小さいときから野球選手になるということを夢見てコツコツと努力をしてきて今の活躍を見せていると思うので、子どもたちもそれぞれの今持っている夢や志を大事にして、大きくなってほしいなと」

かつては、子どもたちの遊びの定番だった野球…。しかし、少子化に加えてゲームの普及やボール遊びができる場所が減ったこともあり、「野球離れ」が進んでいるとされています。

そんななかで、大谷さんからの「野球しようぜ」という呼びかけに、小学生の子どもがいるお母さんたちからも喜びの声があがります。

小学生の母親「さすが大谷くんって感じですよね。(印象は?)好青年の一言。うちの子どもたちもWBCを見て大ファンになりました」「やったー大谷君からグローブ届くかもしれんってよ」

小学1年男子「(大谷選手の活躍見てどうだった?)本当によかった」

20代男性「スポーツする人が増えるっていうのはうれしいですし、なんかスマホ持ち始めて、みんな家でゲームする人が多いんで、公園とかつぶされていっていて、外で子どもが遊んでるとかないんで」

幼稚園児の母親「幼稚園の子がいるんですけど、野球が大好きでいつも野球して遊んでいる…」「野球好きな子が多いですね。でも野球とサッカーにわかれているみたい」

20代男性「(大谷選手は)現地でも夜外に出歩かないっていうのかお酒飲まないとかがすごい…(ご自身だったらどう?)野球以外のことにも興味持っちゃいそうですね」

広島県教委の平川教育長も「学校のために応援してしてくださることに心から感謝したい」と話しました。

広島県教委 平川理恵 教育長「広島県はやっぱりカープファンが多いので、野球にこのニュースで興味を持つ子どもが増える。野球だけではないがサッカーも、いろんな種目について目指していってもらうといいかと思う」

「大谷グラブ」は、どんな効果をもたらすのでしょうか?

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