新庄新高校(仮称)の制服・運動着お披露目 県教委、2026年度開校

新庄新高校(仮称)の制服と運動着。2024年度の新庄北、新庄南の両高校の入学生から着用する=県庁

 県教育委員会は10日、新庄北高と新庄南高が統合し、2026年度に開校する新庄新高校(仮称)の全日制の制服・運動着を県庁で発表した。多様性の観点からブレザーの「前合わせ」が左右どちらにも変更できるタイプを採用。スカートかスラックスを選べる。24年度の両校の入学生から着用する。

 県高校未来創造室によると、ブレザーはブラウンで、スラックスとスカートはグレーに水色と薄いグレーのチェック模様が入る。ブレザーにスラックスを合わせた「A型」と、ウエスト部分がスリムなブレザーとスカートかスラックスを組み合わせた「B型」が基本。スラックスはウエストにゆとりがあるタイプも用意している。ネクタイとリボンはストライプ柄で選択できる。運動着は長袖・長ズボン、半袖・ハーフパンツがあり、ネイビーを基調としている。

 吉田武史室長は「生徒に試着してもらったところ、着心地が良いと好評だった。新しい制服を着て、夢と希望を持って入学してほしい」と語った。

 新庄新高は全日制と定時制(昼間)があり、全日制の定員は普通科120人、探究科80人。定時制は普通科40人で、27年度に夜間から昼間に移行する。定時制は制服、運動着を指定しない。

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