駐日スロヴァキア大使がライトライン視察

 スロヴァキア共和国の駐日大使が10日、宇都宮市を訪れ、LRTライトラインを視察しました。宇都宮ライトレールなどによりますと、外国の要人がライトラインを視察するのは初めてということです。

 10日にライトラインを視察したのは、マリアン・トマーシク駐日スロヴァキア共和国特命全権大使です。

 スロヴァキア共和国は、宇都宮市内に名誉領事館があり、首都のブラチスラヴァには路面電車・トラムが走っていることや、自転車ロードレースが盛んで、宇都宮市内で行われるジャパンカップにも選手が参加しているなど、共通点が多いことから交流を図る目的で、この日の視察となりました。

 トマーシク大使が宇都宮市を訪れるのは初めてです。

 トマーシク大使は、アレクサンドラ・トマーシコヴァー夫人と共に、ライトラインに一般の乗客に交じって乗車し、「宇都宮駅東口」停留場から「宇都宮大学陽東キャンパス」停留場までを往復しました。

 宇都宮市のLRT整備課の職員から説明を受けながら、車両が走りだすと「スムーズな加速で驚いた」などと話し、車窓からの市街地の様子を興味深そうに眺めながら、片道およそ10分の「旅」を楽しみました。

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