静岡学園が2年ぶりに全国へ!14回目のV 藤枝東に2‐1【高校サッカー選手権静岡県大会決勝速報】

第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会は11月11日、エコパスタジアム(静岡県袋井市)で決勝を行った。静岡学園が2−1で藤枝東を下し、2年ぶり14度目の全国出場を決めた。藤枝東は3年連続の決勝敗退。

静岡学園 2(1−1、1−0)1 藤枝東
<得点者>
【静】庄大空、宮崎隆之介
【藤】植野悠斗

【戦評】静岡学園が粘る藤枝東を振り切った。静岡学園は前半15分、中盤左サイドに入った庄大空(大阪東淀川FC出身)がミドルシュートを突き刺して先制。前半29分にロングカウンターを浴びて追い付かれたが、慌てなかった。後半26分、庄のパスをエリア内で受けたFW宮崎隆之介(JSC CHIBA)が技ありのトラップで守備陣をかわし、右足で流し込んで勝ち越した。

藤枝東は前半29分、MF江口立樹(清水ジュニアユース出身)のクロスをFW植野悠斗(FC東京むさし出身)が頭で押し込んで一度は試合を振り出しに戻した。静岡学園の多彩な攻撃を集中力を切らさずにはね返し続け、後半18分には江口がクロスバーをたたくヘディングシュートを放つなど好機をつくった。しかし、後半26分に勝ち越されると、追いつく力は残っていなかった。

静岡学園・川口修監督
「真剣勝負ができて、選手もレベルアップができた。静岡の代表として、一戦必勝で頑張っていきたい」

静岡学園・中村圭佑主将
「このために積み上げてきたので結果が出てうれしい。苦しい時間が続く中で、前線が2点取ってくれた。みんな気持ちが入っていた。日本一が目標。力を合わせて戦うだけ」

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