7戦ぶり失点もブレーメル&ルガーニのCB弾でユベントスがカリアリに勝利【セリエA】

[写真:Getty Images]

ユベントスは11日、セリエA第12節でカリアリをホームに迎え、2-1で勝利した。

前節フィオレンティーナをウノゼロで下して6戦連続クリーンシートとした2位ユベントス(勝ち点26)は、代表ウィーク明けにインテルとのイタリア・ダービーを控える中、出場停止のラビオの代役にマッケニーを起用し、右サイドにカンビアーゾを起用した。

2連勝中の17位カリアリ(勝ち点9)に対し、キエーザとケインの2トップで臨んだユベントスは、12分にヴィオラに際どいミドルシュートを打たれると、互角の攻防を強いられる。

24分には守備時のCKでボックス内のコスティッチがハンドを取られかねないプレーがあったが、見逃されて助かったユベントスはなかなかシュートチャンスを作れない状況を強いられる。

それでもハーフタイムにかけて押し込む時間を増やすと43分に決定機。コスティッチの左クロスをマッケニーがボレーで合わせたが、枠を捉えきれずゴールレスで前半を終えた。

枠内シュート0で前半を終えたユベントスは迎えた後半開始1分、キエーザがミドルシュートでオンターゲットを記録。

そして54分には決定機。コスティッチがボックス左深くまで侵入して折り返したクロスのルーズボールをキエーザがプッシュするも、わずかに枠を捉えきれなかった。

直後のCKからガッティが際どいヘディングシュートを浴びせたユベントスは、60分に押し切る。左サイドからのコスティッチのFKをブレーメルがヘディングシュートで流し込んだ。

さらに70分、ユベントスに追加点。コスティッチの右CKをルガーニが身体でねじ込みにかかると、ボールはバーに直撃。そしてルーズボールを押し込んだ。

その後、75分にCKからドッセーナにヘディングシュートで1点を返されて7試合ぶりに失点したユベントスは、82分に追いつかれかける。FKの流れからドッセーナのヘディングシュートがポストに直撃した。

ヒヤリとしたユベントスだったが、2-1で逃げ切り。暫定首位に浮上し、インテルにプレッシャーをかけている。

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