モナコは11日、リーグ・アン第13節でル・アーヴルとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。モナコの南野拓実は66分から出場している。
前節ブレスト戦で勝利を取り戻した3位モナコ(勝ち点23)は、代表ウィーク明けの次節にパリ・サンジェルマン戦を控える中、南野が2試合連続ベンチスタートとなった。
7位ル・アーヴル(勝ち点14)に対し、ベン・イェデルを最前線にゴロビンとアクリウシェを2シャドーに配す[3-4-2-1]で臨んだモナコがボールを持つ展開で立ち上がる。
なかなかシュートに持ち込めずにいたモナコだったが、30分に決定機。ゴロビンのダイレクトパスでボックス右深くを突いたディアタがクロス。ゴール前に詰めたザカリアの合わせたボールがゴールに向かったが、GKデスマのファインセーブに阻まれた。
ゴールレスで迎えた後半、53分にGKケーンが一対一のピンチを凌いだモナコだったが、主導権を握れない状況が続く。
そこで66分、南野を右シャドーに投入。その後、ベン・イェデルに代えてバログンを投入したモナコだったが、終盤にかけても好機を作れずにいた中、ラストプレーにドラマ。
追加タイム4分、ディオプが自陣ボックス内でサッビを倒すとVARの末にPKを献上してしまう。万事休すかと思われたモナコだったが、守護神ケーンが元モナコMFグランサーのシュートをストップ。
辛くも勝ち点1を積み上げ、PSG戦に向かうことになった。