アーセナルのミケル・アルテタ監督が、欠場したDFベン・ホワイトについて言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】試合終了後にはアルテタ監督から頭を撫でられ抱擁される冨安健洋
アーセナルは11日、プレミアリーグ第12節でバーンリーをホームに迎えた。
この試合では、右サイドバックのレギュラーであるホワイトがメンバー外に。代わりに通常は左サイドバックで起用されている日本代表DF冨安健洋が右サイドバックとして先発フル出場を果たしていた。
試合は前半終了間際にレアンドロ・トロサールのゴールで先制すると、後半に追いつかれるも、ウィリアム・サリバ、オレクサンドル・ジンチェンコのゴールで3-1と勝利を収めていた。
体調不良としてメンバー外になったというホワイト。アルテタ監督は試合後に様子について語り、少し様子が変だったことに気が付き、プレーさせなかったとした。
「昨日のトレーニングでは彼はあまり良い感じではなかった。見た目もどこか様子がおかしかったが、ベンは多くを語らないだろう。常にピッチに立つことを望んでいるし、何があっても常に隠したがる」
「でも、我々はそこに注目した。ここ数週間で何かがあったと気がついた。だから、今日は彼を守りたかった」
「これはフィジオセラピストとメディカル部門の正しい判断だった、明日我々は彼を検査し、何が起きているかを理解しようと思う」
また代役としてフル出場した冨安についても言及。問題があったことを明かした。
「問題があったのは彼の目だけだよ。彼はコンタクトレンズに問題が起こっていた。でも、それだけで、それ以外はトップだったよ。本当に良いパフォーマンスだ」
どうやら冨安は試合中にコンタクトが外れていた模様。ジンチェンコのゴールが決まった直後、セレブレーションに参加せずにベンチへと駆け出していたことが確認されている。
どのタイミングで外れたのかは不明だが、それでもしっかりとしたパフォーマンスを出し続けていた冨安に、アルテタ監督も称賛の言葉を送った。