電光石火被弾もバルセロナがレヴァンドフスキのドブレーテで逆転勝利!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

バルセロナは12日、ラ・リーガ第13節でアラベスとホームで対戦し2-1で勝利した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)第4節のシャフタール・ドネツク戦を惜敗した3位バルセロナ(勝ち点27)は、その試合から先発を6人変更。フェラン・トーレスやハフィーニャ、マルコス・アロンソらに代えてフェリックス、ヤマル、ペドリらを先発で起用した。

前節のアルメリア戦でリーグ戦8試合ぶりの白星を飾った14位アラベス(勝ち点12)に対し、バルセロナは開始18秒で失点する。中盤でのボールロストからカウンターを受けると、ドリブルで持ち上がったグリディのパスを受けたハビ・ロペスがボックス左から折り返しを供給。最後はオモロディオンがゴールに流し込んだ。

開始早々に追いかける展開となったバルセロナは、13分にもドゥアルテの鋭いパスを前線で受けたオモロディオンがそのままドリブルでボックス内に侵入。GKとの一対一を迎えたが、シュートはゴール右に外れた。

その後もなかなか効果的な崩しを見せられず決定機まで至らないバルセロナは、31分に再びピンチ。グリディが前線のスペースにシンプルなパスを送ると、クンデとのスピード対決を制したオモロディオンがチャンスを迎えたが、シュートはクロスバーに当たり枠の上に外れた。

ハーフタイムにかけてはバルセロナがやや攻勢を強めたが、同点ゴールは奪えず、0-1で前半を終えた。

迎えた後半は1点を追うバルセロナが立ち上がりから攻勢に出ると53分、ドリブルで右サイド深くまで仕掛けたヤマルのバックパスを受けたクンデがクロスを供給すると、レヴァンドフスキがヘディングシュートをゴール左に流し込んだ。

試合を振り出しに戻したバルセロナは、63分にフェルミン・ロペスを下げてハフィーニャを、70分にフェリックスとクンデを下げてフェラン・トーレスとバルデを投入。

すると76分、バルセロナはイニゴ・マルティネスのロングスルーパスに反応したフェラン・トーレスがボックス左でアブカルに倒されてPKを獲得。このPKをレヴァンドフスキがゴール左上に決めた。

結局、これが決勝点となり2-1でタイムアップ。レヴァンドフスキのドブレーテでバルセロナが逆転勝利を飾っている。

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