長崎県北のお茶を飲み比べ 佐世保駅前で「いい葉は急須day」開催

お茶の飲み比べをする買い物客=佐世保市、佐世保駅

 長崎県北のお茶をPRする「いい葉は急須day」が8、9日、佐世保市の佐世保駅前であり、買い物客らが飲み比べを楽しんだ。
 県北地域農業振興協議会茶部会が、急須で入れるお茶のおいしさを再認識してもらおうと開催し6回目。11月8、9日の語呂から「いい葉は急須で」と銘打って県北地域の茶の消費拡大を図っている。
 会場では世知原茶と松浦茶、佐々茶を振る舞い、販売。秋限定販売の品種などが並んだ。買い物客は、急須で入れた6品種を飲み比べして、味や香りを確かめながら好みの味を買い求めていた。市によると、お茶の成分の一つ、カテキンは、抗ウイルス作用や殺菌効果があると言われ、ペットボトルよりも急須で入れたお茶に多く含まれているという。
 試飲した佐世保市の学生、岩﨑吏乃さん(18)は「品種によって苦味が強いものやマイルドなものがあり、一つ一つ味が違った。急須で入れて飲んでみたい」と話した。

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