山形「紅の蔵」来館500万人達成 節目の親子に記念品

500万人目の来館者となり、記念写真に納まる麻生マリさん(右から2人目)、尚ちゃん(同3人目)親子=山形市・山形まるごと館 紅の蔵

 山形市の観光複合施設「山形まるごと館 紅の蔵」の来館者が12日、累計で500万人に到達した。東門前でセレモニーが行われ、節目の来館者に記念品などが贈られた。

 500万人目は同市十日町2丁目、公務員麻生マリさん(33)、尚ちゃん(1)親子。日課の散歩で訪れたといい、マリさんは「突然のことでびっくり」と、尚ちゃんと一緒に笑顔を見せた。2人に井上貴至副市長が同施設で使える食事券や花束などを手渡した。

 紅の蔵は2009年12月にオープンし、20年7月に来館者400万人を突破。同施設では500万人達成を記念し、期間限定で施設内の飲食店利用者を対象にした抽選会やプレゼントなどを予定している。

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