ユナイテッド沈めたコペンハーゲンの17歳にブライトンも関心、英紙主張「デ・ゼルビ監督の下でなら…」

NEWルーニー? コペンハーゲンの17歳[写真:Getty Images]

ブライトン&ホーヴ・アルビオンがコペンハーゲンのU-21スウェーデン代表MFルーニー・バルダーギ(17)に関心を寄せ始めたようだ。

中東クウェート生まれのルーニー・バルダーギ。移民としてスウェーデンにやって来た17歳は国内の強豪マルメで育つも、2020年7月に15歳でデンマークはコペンハーゲンへと北欧間の移籍。21年11月に16歳でファーストチームデビューを果たしている。

すぐさま右ウイングでコンスタントに出場機会を貰うようになり、17歳にして積み上げたクラブ通算出場数は「65」。その中で15ゴール1アシストをマークしているが、今季だけの数字を見ると、公式戦24試合で11ゴール。ここ3〜4カ月でチームの命運を左右する存在となったのだ。

そんな若武者が大きな注目を浴びるキッカケとなったのは、8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループA第4節のマンチェスター・ユナイテッド戦。途中出場した17歳は両軍が3-3と打ち合って迎えた87分、左足弾でコペンハーゲンに大金星をもたらすこととなった。

このインパクトを受け、マンチェスター・シティやバイエルン、チェルシーが関心とも報じられるが、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、日本代表MF三笘薫を擁するブライトンもその1つ。また、ユナイテッド撃破弾に衝撃を受けたのは前述の4クラブだけではなく、欧州各国のクラブがこぞってデンマークの首都へ視線を向け始めたという。

『フットボール・インサイダー』がその中でもブライトンの名前を挙げたのは「ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で成長する若者はが後を絶たない」から。三笘やモイセス・カイセド(現:チェルシー)、エバン・ファーガソンなど、選手の才能を引き出す術に長けた指揮官の下でなら、ビッグクラブへ向かうよりも早く活躍できるようになるのでは?と論じている。

“ルーニー”という名前もあって、近い将来必ずや馴染み深い選手になりそうなバルダーギ。コペンハーゲンとの契約は2025年6月までとなっている。

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