プロ野球DeNAから育成ドラフト1位指名を受けた敦賀気比高校の高見澤郁魅内野手(17)が11月14日、福井県敦賀市内のホテルで契約交渉に臨んだ。支度金300万円、年俸340万円(金額は推定)で仮契約を結び、「走攻守そろった選手になる」と力強く語った。
DeNAの八馬幹典アマスカウトグループリーダーと中川大志担当スカウトに、オリックスでプレーした父考史さん(48)、母由美子さん(48)を交えて交渉した。
ドラフト会議での指名から日がたつにつれ「プロ野球選手になる実感が沸いてきた」と高見澤。打撃が特に自信があるといい、支配下登録に向けて「自分をしっかり追い込んで練習していきたい」と力を込めた。
中川担当スカウトは「広角に打てて長打力もあるのが最大の魅力。チームを引っ張る選手になってほしい」と期待を寄せた。考史さんは「ゆくゆくは球界を代表する選手になってほしいが、先は見ずに(苦手を)一個一個つぶしていってほしい」と話した。
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背番号は24日の新入団選手の記者会見で発表される。1月上旬に入寮する予定。