11月15日から孔子の里紅葉まつり 23日まで 寒鶯亭、多久聖廟公開も 佐賀県多久市

日本庭園に赤く色づいた紅葉が映える西渓公園=多久市多久町

 多久市多久町の西渓(せいけい)公園一帯で15日から、「孔子の里紅葉(もみじ)まつり」が始まる。気温の高い日が続いて紅葉は遅れ気味だったが、ここ数日の朝晩の冷え込みで赤く色づき始めた。期間中、近くの多久聖廟を含めさまざまなイベントが開かれる。23日まで。

 西渓公園は、多久出身の炭鉱王・高取伊好(これよし)が1924(大正13)年に完成させた山水公園。周辺の多久神社や多久聖廟と合わせて約400本のモミジが植えられている。

 期間中、園内にある国指定登録有形文化財の木造公会堂「寒鶯(かんおう)亭」を特別開放し、市内の窯元などによる芸術展を開催。18、19、23日に多久聖廟を一般公開する。19日午後1時からは多久町の歴史を肌で感じることができる「龍孫の郷散歩道ウオーキング」もある。問い合わせは市観光協会、電話0952(74)2502。(市原康史)

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