デフリンピックまで2年 “声が見える”カフェ 期間限定オープン

聴覚に障害がある人の国際的なスポーツ大会、デフリンピックの開催まで、11月15日であと2年です。この記念日に合わせて、渋谷区の原宿駅近くには、健常者でも聴覚に障害がある人でも楽しめる新しいカフェがオープンしました。

渋谷区神宮前に11月15日にオープンした期間限定のカフェ、その名も「みるカフェ」。デジタル技術を駆使し、言語を「見える化」することで、誰もが繋がることが出来る新感覚のカフェとなっています。

記者:「こちらのカフェでは、ろう者の方が店員として働いています」

声が聞こえない店員にはタブレットと専用アプリを使い、声を文字にして注文します。さらに店内には、声や音を様々な形で感じられる最新技術が展示されていて、聴覚に障害がある人とのコミュニケーションを実際に体験することができます。

オープニングセレモニーに出席した小池知事は、このカフェを通じて2年後のデフリンピックへの関心を高めたいと話します。

小池知事:「デジタル技術を用いたスタッフとの交流を通じまして、新しいコミュニケーションを実感できる場所。聴覚障害者や聴覚障害について、またデフリンピックへの理解を一層深めていただければ」

© TOKYO MX