「大変重く受け止めている」集団食中毒で2人死亡の老人ホーム O-157検出 11月3日の給食原因か=静岡・西伊豆町

静岡県西伊豆町の特別養護老人ホームで発生した集団食中毒で入所の高齢者2人が死亡したことを受け、施設側が取材に応じ「大変重く受け止めている」とコメントしました。

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<ヒューマンヴィラ伊豆 佐藤友康施設長>
「大変重く受け止めている。複数の方が症状を訴えているので1日も早い回復に向けて職員一同で対応している」

集団食中毒が発生したのは、西伊豆町の特別養護老人ホーム「ヒューマンヴィラ伊豆」です。

県によりますと、入所者と職員あわせて33人が食中毒となり、このうち2人が死亡しました。

患者などの便からは腸管出血性大腸菌O-157が検出され、県は11月3日に施設で提供された給食が原因とみています。

この施設で調理を担当していた日本ゼネラルフードは「2名の方が亡くなったことは重く受け止めています」などとコメントしています。

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