国スポ・全障スポの準備状況紹介 ブランチ佐賀さかえ会 佐賀県SAGA2024企画広報チーム・瀬戸さん講演

国スポ・全障スポの準備状況などを紹介する県SAGA2024企画広報チームリーダーの瀬戸要さん=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 大手企業の県内支社長や支店長らでつくる「ブランチ佐賀さかえ会」(座長・中尾清一郎佐賀新聞社社長)の例会が15日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。県SAGA2024企画広報チームの瀬戸要チームリーダーが、来秋に迫った国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・全障スポ)の特徴や準備状況を紹介した。

 先月開催された鹿児島国体で、県勢の男女総合成績は昨年の栃木国体の21位から10位に躍進した。目標とする佐賀国スポでの天皇杯(男女総合成績1位)獲得に向け、瀬戸さんは「競技力が着実に向上している」と期待を示した。

 大会は「する、観(み)る、支える」をテーマに、県民一体となった盛り上がりを目指している。瀬戸さんは「スポーツの語源となったラテン語のデポルターレは『気分転換』の意味があり、誰もが楽しめる一体感がある大会にしたい」と話した。

 瀬戸さんは全競技のオンライン中継など新たな試みにも触れ、佐賀が初開催となる国スポについて「新しい大会に佐賀が命を吹き込み、スポーツ史を変えていきたい」と決意を示した。(鶴澤弘樹)

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