伐採作業をしていた男性作業員 倒れた木があたり死亡 退避場所を選定せず危険防止措置を怠った疑いで森林整備会社を書類送検

愛媛県内子町内で伐採作業をしていた森林整備会社「合同会社山人」の作業員男性(当時68)が死亡した労災事故で、八幡浜労働基準監督署は16日、安全対策に不備があったとして、会社と代表の男性(58)を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

八幡浜労基署などによりますと、山人は今年8月17日、内子町大瀬中央の山中で作業員に伐採作業をさせる際、あらかじめ退避場所を設定しておらず、危険防止措置を怠った疑いです。

現場では当日、林道開設のため作業員3人で伐採が行われていましたが、倒れた木が別の木(直径約25センチ・長さ約15メートル)を倒し、それに当たった男性が死亡しました。

他の2人にケガはありませんでした。

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