本物のヘッドマーク、駅名標を販売 烏山線100周年「鉄道古物オークション」17日から 記念グッズの限定販売も

オークションに出品される「烏山線発車時刻表」

 JR東日本大宮支社は16日、烏山線開業100周年を記念した鉄道古物のインターネットオークションを開催すると発表した。100周年記念で使用したヘッドマークや駅名標など、実際に使われた資機材を手に入れられる。100周年をさらに盛り上げるため、記念グッズの限定販売やオリジナル鉄道カードの配布も予定している。

 オークションは17日午前10時から26日午後10時まで実施される。「JRE MALLオークションサイト」(会員登録が必要)で入札し、落札者への引き渡しは12月を予定している。

 出展されるのは、全8種類の記念ヘッドマークのほか、行き先を示す「185系側面行先表示器」、仁井田駅の駅名標など6品目29点。クレジットカード一括払いかJREポイントで支払う。

 25日から販売する記念グッズは、烏山線開業100周年記念ヘッドマークがモチーフのプレートキーホルダーや下敷き。烏山線の運行に携わる社員がデザインしたという。JR宇都宮駅構内の「NewDays(ニューデイズ)宇都宮中央」のほか、大宮駅構内でも販売される。

 25日限定でオリジナル鉄道カードの配布も実施する。宇都宮駅、大宮駅構内の指定店舗などで商品を購入することが配布条件で、詳細は各店舗掲出のポスターで周知する。無くなり次第終了。

 また25日に開催の「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」に合わせ、連携企画も実施。鉄道古物オークションに出品する商品の一部を、同フェアの大宮総合車両センター会場や大宮駅構内鉄道グッズ販売会場で展示する。同センター社員が企画したオリジナル鉄道グッズなどの販売も行う。

 JR東日本大宮支社は「記念グッズを手に入れて、烏山線100周年をお祝いし、この機会に『鉄道のまち大宮』にも足を運んでみませんか」と呼びかけている。

オークションに出品される「烏山線開業100周年記念ヘッドマーク」
オークションに出品される「仁井田駅駅名標」
オークションに出品される「烏山線所要時間案内」
オークションに出品される「キハ40形横サボ」
オークションに出品される「185系側面行先表示器」
25日から販売する記念グッズのプレートキーホルダー
25日から販売する記念グッズの下敷き(表)
25日から販売する記念グッズの下敷き(裏)
オリジナル鉄道カード
オリジナル鉄道カード

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